こんにちは!にーたか(@Zebra_sw)です!
ハイパーカジュアルゲームとは
性別、国籍問わず世界中で遊べるゲームです。
ここ最近新しいゲームのジャンルとして注目されています。
注目される理由は2つ。
①ゲームデザインの違い
ゲーム開発では様々なクリエーター達が自分たちの考える面白いゲームを日々開発しています。
発売するために長い期間をかけストーリーやゲームのコアな面白さ、キャラクター
音楽など唯一無二の世界観を構築していきます。
しかし、何年かけて開発したゲームが世に出るまでは本当に面白いのか、売れるのかはわかりません。
もちろん面白くなるために多くの「売れる仕組み」を組み込んでいきますし、社内の企画検討や営業側と何度も検討しますし「付加価値」などを重ねゲームが世に出ていきます。
ハイパーカジュアルでは1週間でプロトタイプを作り、
早ければ1ケ月ほどでリリースをするというスピードであす。
中に組み込むコンテンツ制作のコストをかけれませんので
コアゲームの部分がループする作りになっています。
当然面白くないゲームではプレイしてくれるユーザーはいなくなってしまうので
いかにコアゲームが面白いゲームを作るがメインになります。
広告ビジネスですので3秒でゲームのおもしろさを伝えることも大事です。ハイパーカジュアルゲームの主なターゲットは米国女性です。
片手間でプレイするゲームが難しいとプレイしてくれません。
簡単な操作感で爽快感のあるゲームなど求められます。
シンプルだけど面白いゲームであれば、作り手側からすると余計なものを作らなくて済むので
コアゲーム制作に注力できます。
②ビジネスモデルの違い
一般的に多いのが「IAP(アプリ内課金)モデル」です。
ソーシャルゲームなどでよくあるガチャやアイテム課金ですね。
ハイパーカジュアルでは「IAA(アプリ内広告)モデル」です。
今まではゲーム本体や、ゲーム内で使用できるアイテムなどの
『コンテンツ」に対しユーザーが課金をして収益を得るタイプが主流だったのですが
「広告枠」を商材にしているというのがハイパーカジュアルの一番の特徴であり
ブログやインターネットなどの「広告ビジネス」に近い位置にあります。
シンプルで簡単操作で面白いハイパーカジュアルゲームですが
昨年あたりから少しずつトレンドが変化し、成熟化、複雑化しています。
「ハイブリッド化」「ミッドコア型」など呼ばれる面白いゲームも世界中で作られています。
コンシューマーゲームのような大規模なフィールドや感情表現豊かなキャラクターを作る技術、予算、時間がなくても気軽に3Dアクションゲームを個人で作れるようになりました。
このサイトでは、ハイパーカジュアル開発における
・ゲームデザイン
・ビジネス面
・技術面
について健忘録も兼ねて気軽に発信していきたいと思います。